
縁結びの最強パワースポットを解剖
千年の都、京都。数ある観光名所の中でも、恋愛成就を願う人々が絶えない最強のパワースポットがあります。それが、清水寺の清水の舞台を出てすぐ左手にある「地主神社(じしゅじんじゃ)」です。
今回は、世界文化遺産にも登録されているこの神社が、なぜ「恋の神様」としてこれほどまでに愛されているのか、その魅力と不思議な伝説をご紹介します。
※ご注意
地主神社は、社殿修復工事のため2022年8月19日より閉門しており、現在は参拝することができません(工期は約3年間の予定)。本記事は、その歴史と魅力を紹介するものです。再開の時を心待ちにしましょう。
歴史は清水寺よりも古い? 神代のロマン
地主神社は、実は清水寺が創建される以前からこの地に鎮座していたとされています。その歴史は日本の建国以前、「神代(かみよ)」にまで遡ると言われています。
1994年には「古都京都の文化財」の一部として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。単なる観光スポットではなく、日本古来の信仰を今に伝える極めて重要な場所なのです。
絶対に外せない!伝説の「恋占いの石」
地主神社を訪れる人の最大の目的といっても過言ではないのが、境内にある「恋占いの石」です。
本殿前の広場に、約10メートル離れて置かれている2つの膝丈ほどの守護石。この石には、古くから伝わる有名なジンクスがあります。
目を閉じて歩く
一方の石から、もう一方の石へ、目を閉じたまま歩き出します。
無事にたどり着けるか?
一度で無事に向こう側の石にたどり着けたら、「恋の願いが早く叶う」と言われています。
助けを借りた場合
誰かの声を頼りにたどり着いた場合は、「恋の成就にも人の助けが必要」というお告げになります。
近年の科学的な調査により、この石は縄文時代の遺物であることも確認されました。数千年の時を超え、人々の恋心を見守り続けているのです。
主祭神は「大国主命」
地主神社の主祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)。因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)を助けた伝説でも知られる、慈悲深い神様です。
大国主命は、出雲大社の祭神としても知られ、縁結びの神様として絶大な力を持っています。境内には大国主命とその使いである白兎の像もあり、撫でることで御利益があるとも言われています。
縁結びだけじゃない、様々なお願い
「恋の神様」として有名な地主神社ですが、実はそれだけではありません。境内には様々なお社があり、多岐にわたる願いを叶えてくれると言われています。
祓戸大神(はらえどのおおかみ): 心の迷いや悩みを祓い清めてくれる神様。水晶玉を撫でてお祈りします。
おかげ明神(おかげみょうじん): 一つだけ願い事を叶えてくれると言われる守り神。特に女性の守護神として知られています。
撫で大黒(なでだいこく): 像の撫でる場所によって、学業、安産、病気平癒など異なるご利益があるとされています。
再開を待ちわびて
現在、地主神社は私たちにその美しい姿を再び見せるため、長い休息(修復期間)に入っています。
清水の舞台から見下ろす京都の絶景と共に、この歴史ある縁結びの聖地が再び賑わいを取り戻す日が楽しみです。工事が完了し、参拝が再開された暁には、ぜひ「恋占いの石」に挑戦し、良縁を祈願してみてはいかがでしょうか。
地主神社(じしゅじんじゃ)
